今更ながらおさらい撮って楽しい「フォトジェニック」
フォトジェニックとは?
欧米ではフォトジェニックという言葉がよく使われますが、最近は写真共有SNSの影響もあり日本でも使われるようになっています。
フォトジェニックとは簡単に言えば写真向きという意味で、写真写りが良い人を指すことが多いです。
海外では顔立ちが良く容姿が美しい女性に対してよく使われます。
アスリートなど筋肉をよく鍛えて美しいプロポーションを維持している人にもフォトジェニックという言葉を使います。同じ言葉でも国によって捉え方は異なります。
フォトジェニックとインスタ映え
写真共有SNSのInstagramが大ヒットしたため、フォトジェニックやインスタ映えという言葉が日本全国に広まっています。
Instagramは写真や動画を多くの人と共有できるSNSで、全世界に8億人以上のユーザーがいます。
投稿されやすい商品を企画して提供する企業が増え、インスタ映えする商品やフォトジェニックな商品が話題になりやすくなっています。
テキスト系のSNSとは違ってビジュアルで勝負できるInstagramは、一瞬で情報が伝わるというメリットがあります。
インスタ映えは流行語大賞にも輝いています。インスタ映えとはInstagramの投稿で映える写真を指します。仕上がりを意識して写真を撮影し投稿しているユーザーは、全体の7割近くにもなります。
写真映えする必要条件ではお洒落と可愛さがトップを占めますが、画像の加工技術も重要ポイントです。
Instagramにはフィルター機能が搭載されていて、普通の写真をお洒落に加工して投稿することができます。
フォロワーが多い芸能人や文化人、モデルの中には写真加工アプリを上手に活用してプロ並みの写真をInstagramに投稿して人気を博している人も多いです。
フォトジェニックな食べ物
フォトジェニックな食べ物が毎日のように投稿されていますが、人によってフォトジェニックのとらえ方は違います。ある人にとってはフォトジェニックに見えても、違う人にとっては普通に見えるケースもあります。
一般的に、日本では色がきれいな食べ物はフォトジェニックだと言われやすい傾向があります。
カフェで出されるケーキやクッキー、パンケーキなどはよく投稿されています。
食べ物の写真は、一目で深い印象を残す鮮やかで美味しそうな写真が好まれます。
単品だと映えない場合は、フルーツなどを添えて雰囲気を出す人もいます。
お洒落な食器や小物を上手に使って華やかさを出している投稿も、人気を集めやすいです。
カフェのメニューはInstagramで投稿されやすく、有名なカフェの中には店のアカウントでフォトジェニックな写真を投稿して全国的に知られるようになった店もあります。
Instagramは、全くの素人でもスターになれるくらいのパワーがあるSNSなので、ビジネスに活用する人も増えています。
ちなみに…海外でのフォトジェニックとは
日本では食べ物や風景にもフォトジェニックという言葉を使う人がいますが、海外では人に対して使われます。
日本では和製英語というジャンルがありますが、フォトジェニックもInstagramの投稿では和製英語的に使われています。
photogenicは実はギリシア語が語源で、光を作り出すものという意味を持ちます。
英語のphotoは写真ですが、genicが付くことで写真に適したという意味になります。
日本ではグルメやスイーツ、スポットなどにフォトジェニックが使われることが多いものの、少しずつ海外で使われる意味でのフォトジェニックも浸透してきています。
Instagramにはハッシュタグがあり、魅力的な写真にラベルをつけて投稿できます。
魅力ある写真を投稿できれば、一気にフォロワーを増やすことも可能です。
芸能人でもモデルでもない一般人でも、フォトジェニックな写真によって一気に注目されることが可能です。海外では一夜でスターになった人がたくさんいます。
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