小豆を食べると痩せられる?小豆の知られざるパワー
「赤いダイヤ」小豆
現在日本では、北海道を中心に収穫されている小豆ですが、またの名を「赤いダイヤ」と言います。そもそもなぜこのような呼ばれ方をされているかといえば、商品先物取引きの対象商品となっていたからです。時として、仕入れ値よりもかなり高い金額になることから赤いダイヤと呼ばれるようになりました。
小豆は北海道が主な生産地ですが、気候によって収穫量が大きく異なります。収穫時に例年よりもたくさんとれる場合は安く取引きされるためそれほど価値はありませんが、不作の場合にはかなり高い金額で売買されることから、非常に貴重なものとされています。
小豆の効果
赤いダイヤの意味をもつ小豆ですが、健康に良いことで知られています。その理由の一つが、小豆に含まれているビタミンB2が体内の代謝を活性化させる働きがあるため、痩せることができるだけでなく、病気を防ぐこともできます。また、美容に良いことで知られており、抗酸化作用が認められ老化を防ぐ働きがあるでしょう。
例えば、女性の場合は健康食品などを摂取して老化を防ごうとしますが、自然食として小豆を食べることを継続して行えば、身体の中の老廃物を外に出すことができます。また、それだけでなくターンオーバーも短時間で行うことができるため、きれいな肌の状態を維持することができます。
健康以外では、イライラを防ぐ効果があることも特徴です。少しのことでイライラしてしまう場合には基本的にビタミンB1が不足しています。イライラが続くことでそれがストレスになり、体の調子が悪くなることや髪の毛が抜けることも考えられます。これを防ぐビタミンB1は小豆に含まれていますので、定期的に食べるようにすることで少しのことでイライラすることがなくなるでしょう。
さらには、すぐに眠くなったり無気力になるような状態からも脱することができるのも特徴になります。たくさんの小豆を食べることで、健康の維持と精神面の安定を実現することができます。
おしることぜんざい
身近な小豆が含まれた食べ物として、おしるこやぜんざいがあります。この二つは糖分が多く含まれていますので、あまり食べ過ぎてしまうと体の調子が悪くなることや体重が増えることがあるかもしれません。ですが、毎日適量を食べる分には体に良いことが分かっています。
ところで、おしることぜんざいは何が違うのかよくわからない人も多いはずです。どちらも同じような色をしていますが、無意識のうちに食べていると違いが分からなくなってくるものです。実はこの違いは非常にあいまいで、明確な区別はありません。地方によって呼び方が違うこともあり、例えば関東の場合は汁気があるものをおしること呼び、汁気がないものをぜんざいと呼ぶことがあります。
これに対して関西地方では、こしあんでできたものをおしること呼び、一方でつぶあんのものをぜんざいと呼ぶのが一般的になります。ちなみに関西では、汁気がないものを金時または亀山と呼ぶことも少なくありません。
他にもこんな小豆の食べ方が
健康のためにおいしく小豆を食べたい場合には、毎日同じメニューよりも毎日違うメニューを楽しんだ方がメリハリが出てきて、飽きることがなくなります。そこで、小豆を使った食事のバリエーションを少しでも増やしておくために、事前にどのような料理やデザートがあるかを調べておくことが大事になります。バリエーションの一つは、お赤飯です。お赤飯を毎日作る人はあまりいないかもしれませんが、毎月1日でも口にするようにすることで、十分な量の小豆を摂取することが可能です。毎月何回かお赤飯を口にする場合には、少し変化をつけて栗などを入れてみてもよいかもしれません。ほんの少しの工夫で、飽きることなく継続的に食べ続けることができる点が魅力です。
ご飯と一緒に食べる場合には、お赤飯以外でもおはぎとして楽しむ方法があります。ただ、おはぎはおしるこなどと同じように糖分が多めに含まれていますので、たくさん食べる場合は糖分を調整しながら作ることが重要です。それ以外にも、お菓子として甘納豆や抹茶あずき蒸しパンなどを作ってみてもよいかもしれません。
FANTASY町田
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